首位・柏、競り負けで11戦ぶりの黒星 3位・鹿島は4連勝

 柏-鹿島 後半、決勝ゴールを決め喜ぶ鹿島・ペドロジュニオール(中央)=柏
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 「明治安田生命J1、柏2-3鹿島」(2日、日立柏サッカー場)

 首位・柏が11戦ぶりの黒星を喫した。3位・鹿島を迎えての一戦。好調同士のハイレベルな試合で、まずスコアを動かしたのは柏だった。前半24分、右サイドからFW伊東が放ったクロスは左サイドまで流れるも、これを拾ったDF輪湖が折り返し、FWクリスティアーノの落としを受けたMF大谷が右足でミドルシュート。これがネットを揺らして、柏が先制に成功する。

 だが後半、鹿島が反撃を開始。後半8分にFW金崎が強烈な右足シュートを放ち、同点にする。5月4日の浦和戦以来の先発復帰となったストライカーが大きな仕事をすると、続く同11分にはMF永木が放ったFKが直接ゴールに吸い込まれて逆転に成功。その後、一度は同点とされるも後半27分にFWペドロジュニオールが決めて勝ち越し。このリードを最後まで守り切って、鹿島が4連勝を飾った。

 敗れた柏は、4月8日の清水戦(0-2)以来、11戦ぶりの敗戦。3失点も、今季ワーストタイだった。

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