J2徳島社長、ボールボーイへの乱暴「厳正なる処分」の方針
J2徳島が30日、公式ウェブサイトで29日J2千葉戦で、所属選手のDF馬渡和彰がボールパーソン(ボールボーイ)の体を突く乱暴な行為をしたことについて、謝罪した。試合終了後に、徳島の応援エリアで別のボールパーソンに対して水をかける行為があったことも報告した。
この2つの行為について「多くの皆様にご迷惑をおかけし、不快な思いをさせましたことを深くお詫び申し上げます。当該行為を受けたジェフユナイテッド千葉のボールパーソンの皆様、ジェフユナイテッド千葉の関係者の皆様、ファン・サポーターの皆様、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
その上で、対応策を報告した。馬渡については「Jリーグ規律委員会の処分確定後にクラブとしての処分もあわせて決定し、報告させていただきます」とした。スタンドでの行為については「現状では行為者の特定には至っておりません」とし、「行為者の特定が完了次第、運営管理規定に則った処分等を決定し、報告させていただきます」と記した。
岸田一宏社長は、当該のボールパーソン並びに千葉に対して重ねて謝罪をした上で、「馬渡選手の行為はプロサッカー選手としてあってはならない行為であり、厳正なる処分を、クラブとして本人に科す所存です。今後、Jリーグの規律委員会の処分も受けることとなりますので、処分の詳細につきましては、決定次第あらためてご報告させていただきます」とコメントしている。
「また、試合後のアウェイ側のスタンドにて発生した、弊クラブサポーターの行為による事象につきましても、あってはならない行為であると認識しております。現状では、当該行為をはたらいた人物の特定には至っておりませんが、特定次第、運営管理規定に則り厳正な処分を科すことといたします」と水かけについても厳しい態度で臨む。