鹿島3発快勝!鈴木の先制ボレー弾で首位浮上
「ACL・1次リーグE組、鹿島3-0ブリスベン」(14日、カシマサッカースタジアム)
第3戦が行われ、E組の鹿島はFW鈴木優磨(20)の先制ゴールなどでブリスベン(オーストラリア)に3-0で快勝し、2勝1敗の勝ち点6で首位に浮上した。前節首位のムアントン(タイ)は蔚山(韓国)と0-0で引き分けた。
体にすり込まれたラストパスに反応した。前半43分、中央で待ち構えたFW鈴木が、DF伊東の右からのクロスに右ボレーで合わせて先制弾。「伊東選手とよく練習してきた。意思疎通が取れたゴール」と胸を張った。
全体練習後、常に居残る2人がいた。伊東は「クロスの練習を合わせてきました。去年の終わりくらいからやってます」と言う。頭で決めた10日の横浜M戦(カシマ)での決勝弾に続く、2戦連続ホットラインさく裂だ。
視察した日本代表・ハリルホジッチ監督は「若い選手でありながら、しっかりプレーしている。続けてほしいね」と目を細める。鈴木は「今は(常時)スタメンでもないし、これからもゴールを取れるようにしたい」と誓った。
この日は2月21日のACL蔚山戦以来の先発だったが、リーグ戦ではサブに甘んじる。その中で、今季の公式戦で7戦4発と結果を出してきた。それでも「この相手ならもっと点を取らないといけない」と厳しい自己採点。その先にレギュラーと代表の座を見据えた。