川崎・小林が2試合連続ゴールもドロー…攻撃陣にゲキ「迫力ない」
「明治安田生命J1、川崎1-1鳥栖」(5日、等々力陸上競技場)
川崎は日本代表FW小林悠(29)の2試合連続ゴールで先制も、勝ちきれずに1-1で鳥栖と引き分けた。2戦連続ゴールも、2連勝につながらなかった。川崎は前半7分、小林が相手DFのボールを奪い、ドリブルでペナルティーエリア右に侵入。右足での豪快なシュートで先制を挙げた。だが、追加点を奪えないまま、同34分に同点被弾。勝ちきれなかった。
「全員がゴールを決めるという、そういう気持ちを持たないと」。あえて攻撃陣に苦言を呈した。「練習から迫力がないと感じる。そういうところは言っていかないといけない」。新主将はもどかしい思いを吐露した。
MF中村も「自分も含めて2列目からでも迫力を出せる選手がいないと。きょうは(小林)悠しかいなかった」と反省する。新旧主将が課題に挙げた“迫力不足”。大久保の移籍を感じさせる結果となった。