サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）に出場するＪ１クラブを対象としたミーティングが１４日、都内のＪＦＡハウスで行われ、Ｊリーグの村井満チェアマン（５７）が１次リーグ１位突破を厳命した。

　村井チェアマンが高いノルマを各クラブに課した。「マストとしたいのが、出場する４クラブすべてが１次リーグを１位で突破すること。これは厳命したい。そして、東地区のベスト４（大会全体の８強）にすべて残ってほしい。必ず（Ｊクラブが）優勝することをお約束したい」と言葉に力を込めた。

　“決起集会”にはＧ大阪の山内社長が社内会議で欠席。連絡ミスで事前に知らされていなかった村井チェアマンが思わず「この会議より重要な案件はあるのか」と漏らすなど、日本勢９年ぶりとなるＡＣＬ制覇へ、本気度をにじませていた。