神戸DF相馬崇人が引退「自分自身の中ではやりきった思い」

 J1神戸は10日、DF相馬崇人(34)が今季限りで現役を引退すると発表した。東京Vの下部組織で育った相馬は、03年に東京Vに入団。浦和を経て、ポルトガルやドイツでプレーし、11年夏から神戸に加入していた。

 相馬はクラブを通じ「今年限りで14年間続けてきた現役生活を引退することに決めました」と発表。育ってきたクラブに感謝の言葉を述べ、「色々な経験やリーグ優勝などタイトルも獲ることが出来ました。この14年間を振り返って思い残すことも無く、自分自身のなかではやり切った思いがありますので、今まで関係していただいた全ての皆様には感謝の言葉しかありません。本当に今までありがとうございました」とコメントした。

 さらに「神戸に在籍した5年半は、降格も経験しましたし、楽しい思い出、苦い思い出、いろんなことがありましたが、本当に充実した楽しい時間を過ごさせていただきました」と振り返り、「優勝までは届きませんでしたが、最高順位で終われたこのシーズンに、最後にプレー出来たことを凄く幸せに思っています。神戸で5年半プレー出来たのも自分だけの力ではありませんし、監督、選手、スタッフを含め、ヴィッセル神戸に関わる皆様とサポーターの皆様、そして、家族に心から感謝しています」とした。

 相馬は12日の天皇杯・鹿島戦(ノエスタ)後、同会場で引退会見を行う。

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