ハリル監督 超攻撃4トップ用意 FW7人招集 負けられぬ首位サウジ戦へ

 日本サッカー協会は4日、親善試合・オマーン戦(11日、カシマサッカースタジアム)とW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(15日、埼玉スタジアム)に臨む日本代表25人を発表。チームを率いるバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は、W杯出場に向けて負けられないサウジアラビア戦で、FW4人を前線に並べる超攻撃的オプションを用意することを明かした。また、リオデジャネイロ五輪に出場したMF井手口陽介(20)=G大阪=が初選出された。

 6大会連続のW杯出場に向けて、ハリルホジッチ監督が“勝負手”を用意する。勝ち点3差で首位を走るサウジアラビア戦に向け、指揮官は「勝たねばならない。(勝ち点で)6ポイントの(重みを持つ)試合だ。戦略的にはかなり準備をしている」と既にシミュレーションを繰り返している。

 今遠征ではFW7人を招集。4試合を終え、勝ち点10でグループ首位を走るサウジアラビアは守備的なサッカーをすることも予想されるが、攻略のカギとなりそうなのが、今季ともにセカンドストライカーとして欧州で好調なFW大迫と久保だ。指揮官は、特に久保について「2トップの真ん中でプレーするのが良いのかと思う。彼が入ることで(戦術的な)アイデアが増える」と期待した。

 具体策として挙げたのが、超攻撃的ともいえる“4トップ”システムだ。「われわれは常に3トップだが、もしかしたら4トップになるかもしれない。左右に2人FW、真ん中に2人のFWを置く。追いつかないといけない時、得点を取りにいく時には解決策の一つ」と宣言した。「もちろん、すぐに理想的な形を見つけられるわけではない」と話すように、サウジアラビア戦で運用するには、合宿中の練習や11日のオマーン戦の内容が試金石となりそうだ。

 結果次第ではW杯出場が遠のくだけでなく、自身の進退問題にも発展するサウジアラビア戦。「このクオリティーの高い相手に、勝利を探しにいかないといけない」。ロシアへの望みをつなぐ勝利で、年内最後の大一番に挑む。

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