本田圭佑、MITメディアラボの特別研究員に就任 世界の子どもに教育提供目指す

 サッカー日本代表FW本田圭佑(ACミラン)が、日本人アスリートとしては初めて、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの特別研究員に就任したと、所属事務所が22日、発表した。

 MITメディアラボは、85年に設置され、従来の学問の枠組みを超えたさまざまな研究に取り組んでいる。11年9月から所長を日本人の伊藤穰一氏が務めている。本田の所属事務所によると、伊藤氏が新たに任命する研究員9人のうちの1人に本田が選ばれた。外部から任命される特別研究員は18人おり、日本人アスリートとしては初だという。

 本田は子どもたちに対する教育機会の不足の解決や、高いレベルの教育提供について活動するとしている。所属事務所を通じ、「研究員として任命され、そして特別な組織の一員になれてとても光栄に思います。この研究所は、何か考えていることを可能にしてくれる特別な場所です。私は、世界にいる全ての子どもたちに高いレベルの教育を提供する持続可能なプラットホームを創るという、私の人生の任務を達成するために、研究所の皆さんと仕事をしていきたいと思っています」とコメントした。

 伊藤氏は本田を任命した理由を「彼はMedia Labに興味を持っていました。そして彼はスポーツサイエンスやスポーツ技術を自身のサッカースクールで展開できるアプリケーションの調査に興味を持っていました。彼が何かを成し遂げる際の異例で大胆なアプローチは、この研究所の一員になることにとても合っていると感じ、就任してもらうことに決めました」と説明した。

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