「J1、福岡1-0湘南」(14日、レベルファイブスタジアム)
J1で5季ぶりに戦う福岡がついにサポーターにホーム初白星を届けた。立役者は主将FW城後寿(30)だ。後半に入ると押し気味に迎えた36分に平井、金森ら仲間が必死につないだ球がゴール前で足元に来ると、倒れ込みながらも右足で押し込んだ。難しい体勢からの執念の一発で「自分らしい。勝ち点3以上の価値があると思う」と最下位脱出となった決勝点を誇った。
ようやく今季2勝目となり、井原監督は「これからが大事。少しでも勝ち点を増やせるように頑張っていきたい」と意気込んだ。