日本サッカー協会は31日、東京都内で臨時評議員会を開いて初の会長選挙を実施。投票権を持つ評議員75人のうち、40票を獲得した田嶋幸三副会長(58)が34票の原博実専務理事(57)を破り次期会長に内定した。1票は白票だった。任期は2年で、現職の大仁会長の後任として、3月下旬の理事会などを経て正式に就任する。
FIFA理事を務める田嶋氏は19年のJリーグのシーズン移行や協会主導による選手強化、育成を訴えており「身の引き締まる思い。FIFA理事との兼務となるが日本協会が最優先なのはこれまでと変わらない。必ずマニフェストを実行していきたい」と語った。