サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのコロンビア代表ＭＦハメス・ロドリゲス（２４）が試合中に戦意喪失、ジダン監督からお叱りを受けていたという。スペインのテレビ局ラ・セクスタが伝えたことをアス紙が１９日に報じた。

　情報によると１７日のリーグ、スポルティング戦で先発から外れたハメスは前半終了前に指示されてウォーミングアップを始めたが、後半開始早々に出場したのはもう１人準備していたＦＷへセ。この時点でハメスは自分の意志でランニングなどを止めたという。ピッチ脇で試合展開と並行して別にハメスの動向をチェックしていたジダン監督は、最後には見るに見かねて「体をあっためろ！」と声を荒げたとしている。

　ハメスのパフォーマンスが落ちている状況に、母国コロンビアのメディアでも批判的な指摘が…。「ＭＦイスコとのポジション争いに敗れた」「あらゆるマドリードのパーティーに顔を出していて、クラブ幹部はスポーツ面以外の点で選手を気にかけている」といった声もある。