駒大高が初戦突破 深見が大会1号弾

 「全国高校サッカー・1回戦、駒大高2-1阪南大高」(30日、駒沢陸上競技場)

 開幕して1回戦1試合が行われ、駒大高(東京B)が2-1で阪南大高(大阪)を下し、2回戦に進んだ。5大会ぶり2回目の出場となった駒大高は、前半28分にFW深見侑生(3年)が先制点を挙げた。決勝は来年1月11日に埼玉スタジアムで行われる。

 “ホーム”の大声援を受け、大会1号弾をぶち込んだ。前半28分、右サイドからの折り返しを待ち構えていたのは、駒大高の主将、FW深見だ。一度は相手GKにはじかれるも「最後は気持ちで押し込んだ」と再び左足でゴールに蹴り込んだ。

 駒沢陸上競技場は学校からも近いこともあり、スタンドには大勢の生徒が駆けつけた。大野監督は「逆にちょっとプレッシャーになってしまったかな」と苦笑い。ただ選手たちは堂々としたプレーぶりで開幕星を挙げた。

 深見は「今までGK以外の全ポジションをやった。本職?特にはないです」と語る。大会の目標についても「5年前の先輩たちは16強。まずはそこが目標です」と足元を見据えた。

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