カズ右脚違和感で途中交代 次戦は微妙
「J2、横浜FC1-1徳島」(26日、ニッパツ)
各地で11試合が行われ、横浜FCの元日本代表FW三浦知良(48)が徳島戦に13年以来の4試合連続先発出場したが、右脚の違和感を訴えて前半43分に途中交代した。試合は1-1の引き分けに終わった。
0-1の前半43分、ピッチ脇に背番号11の交代ボードが掲げられると、スタジアムはざわめきに包まれた。FWカズは右脚付け根付近を手で押さえるようなしぐさを見せながら、ゆっくりとピッチを後にした。
今季最も早い時間帯での交代に「太ももかは分からない。踏ん張った時に違和感と痛みも少しあった。あしたになってみないと分からない」。報道陣の質問に短く答え、足早にスタジアムを去った。
試合後、病院へ検査に向かうこともなく、27日の練習にも参加する予定。大事に至っていないとみられる。ハーフタイムにはベンチ裏に腰掛け考え込む様子もあったが、同点の際にはチームメートとともにベンチを飛び出し歓喜に浸った。
ゴールデンウイーク期間中の5連戦初戦に訪れた思わぬアクシデント。05年以来10年ぶりとなるホーム3戦連発は夢と消えた。中2日で迎える次節東京V戦(29日、味スタ)の出場は微妙な状況。カズの回復が待たれる。