ミラノダービー本田も長友もプレーせず

 「イタリア1部リーグ、インテルミラノ0-0ACミラン」(19日、ミラノ)

 セリエA第31節インテルミラノ対ACミランが19日(日本時間20日早朝)、ミラノのサン・シーロ・スタジアムで行われ、0-0で引き分けた。ヨーロッパ視察に訪れているサッカー日本代表・ハリルホジッチ監督が観戦する中、ミランの日本代表FW本田圭佑、インテルの日本代表DF長友佑都ともに出場することなく終わった。日本人2人がそれぞれのチームに所属してからピッチに立たなかったダービーマッチは今回が初めて。

 寂しい結果となってしまった。故障から復帰して間もない本田と長友。そのことも影響したのかスタメンからは外れてベンチでキックオフを迎えた。本田がスタメン有力とされた右FWのポジションには、スペイン人のスソが入った。

 長友は他の控え選手と同じように前半31分から6分間アップを行った。また本田もハーフタイムにはグランドでボールを蹴り、後半12分にはアップに入った。続いて長友も後半22分、アップを始めた。2人は同じグランドの隅で肩を叩き合うようにしてコミュニケーションし、出番を待った。

 しかし結果的にはそれぞれの監督から声はかからず、ミランのインザギ監督はMFポリに代えてチェルチを起用した。同監督はその理由について次のように説明した。

 「本田は昨日の時点で、ボールを強く蹴ると足首が痛いと言っていた。またスソの調子がとてもよかったので起用した。いずれにしても本田は主役として返り咲くだろう」

 試合後、日本代表・ハリルホジッチ監督は「長友と本田のコンディションについてどう感じたか」という質問に対し、通訳を通じて「長友も本田も出なかったので、見られなくて残念だった」とコメント。また「彼らとすでに話はしたのか」との問いは、通訳されることなくスタッフに促されるように足早にスタジアムをあとにした。

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