アギーレ監督ご満悦「良い守備、攻撃」

 「国際親善試合、日本6-0ホンジュラス」(14日、豊田)

 サッカー日本代表がホンジュラスに6-0で快勝した。ハビエル・アギーレ監督(55)は就任5試合目で2勝目を挙げた。日本代表は18日に大阪市のヤンマースタジアム長居でオーストラリア代表と年内最後の試合を行い、来年1月のアジア杯に臨む。

 “古井戸”には、まだまだ良質な水がたたえられていた。6発大勝にアギーレ監督は「今日は楽な試合に見えたかもしれないがそれは違う。すべての得点で戦っていた。良い守備、良い攻撃もできていた」と胸を張った。

 指揮官自身は私用で合宿初日から離脱。結果、内容次第では批判は免れなかった。試合前には「すべてのボールがラストボールだと思え」、3-0で折り返したハーフタイムも「後半、もう3点取ってこい!」と選手にゲキを飛ばし続けた。

 新戦力発掘に主眼を置いた過去2度の合宿とは一転して、この日はMF遠藤、長谷部ら先発10人がブラジルW杯メンバー。DF内田が「やっているサッカーは違っても、メンバーは一緒」と語れば、長谷部も「特徴はわかっていますから」。ブラジルまでに磨き上げた連係は健在だった。

 連覇がかかる来年1月のアジア杯に向け「次のオーストラリア戦ではさらにチームの向上を求めたい」と指揮官。2連勝で年内最終戦を締めくくる。

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