ジダン監督3カ月のベンチ入り禁止へ

 サッカースペインリーグ、レアル・マドリードの2軍チームであるRMカスティージャの指揮を執る元フランス代表ジネディーヌ・ジダン監督が、相当するライセンスを持たないままチームを率いているとして3カ月間ベンチ入り禁止の処分が出される見通しとなっている。

 すでにスペイン協会からR・マドリードに通達が出ており、不服の場合には同協会の上告委員会に申し立てをすることになる。現時点でクラブは方針を明らかにしておらず、“刑の執行”までには至っていない。

 スペイン紙アスによると、ジダン監督が所有しているUEFAのライセンスはスペインでの全3段階あるうちの「2」に相当する。これは下部組織の少年選手のほか地域リーグに所属するチームの指揮ができるもの。最高レベルの「3」は全国リーグの最下層、4部リーグとなるテルセラリーグ以上を指揮できるもので、これを取得しないと3部リーグの2部Bで戦っているRMカスティージャでの指揮は本来できない。

 R・マドリードではレベル3のライセンスを持つ人物がアシスタントとしてチームスタッフに加わっているものの、ジダン監督が事実上の2軍チーム監督を務めているのは明白で、同国の監督育成組織から問題視する声が出ていた。

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