本田 先発もシュート3本で途中交代
「イタリア1部リーグ、ラツィオ1-1ACミラン」(23日、ローマ)
イタリア1部リーグ、セリエA第29節のラツィオ対ACミランが23日夜(日本時間24日早朝)、ローマのオリンビコ・スタジアムで行われ、日本代表MF本田圭佑が所属するACミランは1-1で引き分けた。本田は8日のウディネーゼ戦以来、2試合ぶりに2列目右サイドで先発出場したが、後半9分にバロテリに代わってピッチを退いた。
スタメンのチャンスに見せ場を作りたい本田だったが、なかなかパスが回ってこない。前半27分には、МFポリが『ここに出せ』というジェスチャーをしたものの、積極的に自分でゴールを狙い20メートルほどのミドルシュート。これははるか上空に外れた。同39分に放ったシュートもゴールの枠を捉えられず、前半ロスタイムにも、カカの左サイドのFKから始まったプレーでヘディングシュートを試みたが、大きく上に外れた。
ミランは前半43分に相手のオウンゴールで先制。セードルフ監督は「2点目を決めてほしかった」と、後半9分で、本田にFWバロテリと交代を命じた。シュート3本でリーグ戦初ゴールもお預けとなった本田は、納得のいかない表情でピッチを去った。その後、ミランは追加点を奪うことができず、逆に同17分、同点ゴールを許して1-1のドローに終わった。