【一問一答】フォルランC大阪入団会見

 C大阪の10番のユニホームを披露するフォルラン(右)=長居スタジアム
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 J1・C大阪に加入するウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(34)が12日18時30分から本拠地・長居スタジアムで入団会見を行った。2010年W杯南アフリカ大会MVP&得点王のお披露目に、スタジアムには報道陣100人、サポーター1500人が集結した。

 (まずはフォルランからあいさつ)

 「(原稿も見ずにすべて日本語で)こんばんは。日本の皆様、はじめまして。ディエゴ・フォルランです。セレッソ大阪で頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。日本政府、Jリーグの皆様、ここでプレーができる機会をいただき感謝いたします。以前から日本のファンでした。過去に3回、日本へ来たことがあります。素晴らしいおもてなしを受けました。たくさんの希望と夢を持って来ました。去年チームは4位までいきました。今年はより良い成績を残せるよう精一杯努力します。どうもありがとうございました。おおきに!」

 (代表質問)

 -C大阪入団が決まった今の気持ちは。

 「(以下、通訳を介して)こうしてセレッソ大阪というクラブに来ることができてうれしく思っています。改めて日本の皆様があたたかく受け入れてくださったことにすごく喜びを感じましたし、今まで以上に強い気持ちで戦いにいこうと、より一層感じました」

 -C大阪を選んだ理由は。

 「代理人の木村さんを通してオファーをいただいた時にセレッソの方々の熱い気持ちを感じました。それが一番の理由だと思います。さらに今まで3回、日本に来たことがあったのですけど、いつも日本という国の素晴らしさ、文化、そして人を思いやる素晴らしさというものを肌で感じていたことも理由のひとつだと思います。サッカーでは、非常に技術レベルが高く、スピードがあり、いいサッカーをしていると思います。日本、セレッソからオファーをいただき、これは私にとってひとつのチャレンジと思い、移籍を決断しました」

 -入団の一番の決め手は。

 「ひとつ挙げるとするならばクラブの方々の情熱。チームとして若い選手が非常に多いということを聞きまして、私が加わることでクオリティーを高めていきたいという気持ちをひしひしと感じました。先程も言いましたけれど、日本という国は生活においても、サッカーにおいても、セレッソというチームにおいても、非常に良い環境が用意されている。この選択をすることで自分自身の人生がより幸せなものになると思いました」

 -Jリーグの印象。そしてC大阪の印象は。

 「セレッソについては常に良い選手を輩出してきて、特に最近、優れた育成組織から若い選手が育ってきて海外に飛び立ったという話を聞いていたので、非常に良い印象を持っていました。Jリーグですが、フィジカル、技術すべてでレベルが高いリーグという印象を持っていました」

 -C大阪で気になる選手は。

 「これまでセレッソに関する情報をいろいろな人から聞き、代表でプレーする選手を含めてクオリティーの高い選手がそろっていると聞いていました。ただ、実際に試合をフルで見たことはないですし、練習の中で少しずつチームメートのことを覚えて、ともに戦っていきたいと思います」

 -C大阪には若い選手が多い。フォルラン選手に期待されることは。

 「まずは私に求められるものは、今まで他のチームでやってきたことを求められるのではないかと思います。それは自分の持てるものを出して、多くのゴールを決めるということ。これがどのクラブからも求められていたことで、セレッソ大阪でも求められることではないかと思います。さらに若いチームということもありますので、私の経験というものを練習、試合において選手に伝えていきながら、アドバイスしていければとも思っています」

 -日本中のファンが注目している。Jリーグでプレーする抱負を。

 「常にこれは他のチームでも私が心がけてきたことなのですが、ピッチに入った以上、ゴールをするということも含めて、私のベストを尽くすということ、この姿勢を見ていただけたらと思います。そしてチームのために献身的に戦っていくという姿勢は皆様にぜひ見ていただきたいと思います」

 (以下、質疑応答)

 -日本への不安は。あと現在のコンディションは?

 「地球の反対側の日本に来るということはまったく不安はありませんでした。なぜなら日本のサッカーは技術が高く、フィジカル、技術的にもハードなものを要求される。そういうリーグでプレーすることでワールドカップに向けていい準備ができるのではないかと考えています。一番最後の公式戦というのは昨年の12月8日、ブラジル全国選手権・最終戦の後半に出場しました。その後、ブラジルのチームでのキャンプには合流していましたが、移籍が決まりましたので、チームを離れ、今年はまだ試合をしていません。しかし練習はしっかり積んできましたのでコンディションはいいと思います。あとは練習、試合を通して試合勘を戻していきたいと思っています」

 -日本語でのあいさつが流ちょうでした。これまで学ぶ機会があったのか。

 「レベルはまだまだ低いです。ただし単語はかなり覚えてきましたので、本当に難しいと思いますが、わかる単語というのも結構あるんじゃないかなと思います。実は移籍が決まった後に、ウルグアイの日本大使館でアケミさんという女性の方に、私と私の妻でレッスンを受けてきました。言葉が私の母国のものとまったく違いますので難しいですが、私も私の妻もいち早く覚えたいという気持ちはありますので、少しずつですが努力を積み重ねていきたいです」

 -クラブハウスでC大阪の選手、監督と会った印象は。

 「今日は短い時間でしたが、クラブハウスに行けて、監督、スタッフ、チームメートと会えたので良かったです。本当に短い時間でしたので、チームメートとは簡単なあいさつしかできませんでした。ポポビッチ監督はスペイン語を話せるので、スペイン語で少し話しました。きれいなクラブハウスで、見た瞬間、早くサッカーをしたいという気持ちが出てきました」

 -最初の公式戦・ACLが約2週間後に迫っている。

 「そこの部分は監督が決めることだと承知しています。ただ、自分の気持ちとしては、今まで1カ月近く体を動かして準備して来日しました。できればACL初戦の25日から試合に出たい。可能であれば、先発で出たい。ボールワークを含めて試合勘を戻していきながら目標としてはACL初戦を考えていきたいと思います」

 -Jリーグが世界の一流に近づくために必要なことは。

 「正直、イタリア、イングランド、スペインの3つ国のリーグは、他の国より多少レベルは上かと思いますが、逆に言うとそれぞれの国にそれぞれのスタイルがあり、レベルもそう大きくは変わらないのではないかと思います。なぜ3カ国がレベルが高いのかといえば、一言でいうと資金力ということになると思います。日本の選手、ウルグアイの選手がそれらの国でプレーすることがありますが、レベルの違いというよりは資金的な準備ができるかできないかではないかと思います。日本であったり、メキシコ、ブラジルは私の目から見れば、それほど大きな差はないのではないかと思います」

 -サポーターと長居スタジアムの印象は。

 「印象としては最高の印象になります。メディア、サポーターの方々にあたたかく受け入れていただいて幸せに思います。セレッソ大阪の社長、代理人の木村さんであったり、熱意を私に対して向けて下さったことを感謝します。ほんの少しの時間ですが、大阪の街を車で走りながらいい印象を受けました。長居スタジアム、金鳥スタジアム、クラブハウスと最高の環境が整っていますので早く練習したいし、早く試合がしたいと思っています。感謝の気持ちを表すためには私はピッチでベストを尽くす、これに尽きると思います」

 -具体的な数字の目標は。それと呼んで欲しいニックネームは。

 「具体的な数字の前に、監督が私のポジションをどこにするか決めるでしょうから、それをもとに、自分で考えていきたいと思います。フォルランでも、ディエゴでも構いませんので、好きなように呼んで下さい」

 -Jリーグの試合を見たことは。

 「特にこの試合を見たという挙げられるものはないのですが、Jリーグの試合は見てきました。ゴールシーンなどはインターネットで見ることもできますし、そこで感じたことはサポーターのパッション。スタンドの横断幕、旗もよく使われていて熱意を感じます」

 -移籍にあたって美人の奥様とはどのような話を。

 「家族の存在というのは本当に大事な部分だと思います。実は私、昨年末に結婚したばかりなののですが、その準備をしていました10月に代理人の木村さんから日本への移籍の話があると聞きました。それで妻に相談しました。その時、妻はこう言ってくれました。『あなたは日本は素晴らしい国といつも言っているよね。常にリスペクトを忘れない国民性、美しい国であり、礼儀正しい日本の皆さんがいる。そういうことを常にあなたが言っていたので私も行きたい。あなたがどこに行こうが、私は付いていくよ』と」

 -日本での生活で楽しみにしていることは。

 「今まで日本に来た時には、東京、仙台に行ったことがあるのですが、今、一番行ってみたいところは京都です。いろいろな方が本当に美しいところなので、ぜひ行ってみた方がいいよと言ってくれるので、京都には行ってみたいと思います。さらには京都だけではなくインターネットなどで情報を検索してみたら、いろいろな美しいところがあるので、時間さえあれば足を運んでみようと思います」

 -日本でも得点王を狙うか。あとブラジルW杯への目標は。

 「私はスペインで2回得点王を取ったことがあるのですが、その時を含めて感じたことは、プレーヤーとしていい仕事をするためには、人生を幸せに感じていなければ、いいプレーは出てこないと感じました。自分の大好きなサッカーが毎日できる。日々練習ができて、週末になれば試合ができる。そういう環境が自分に与えられるということを感謝しながら日々暮らすことが、結果として最高のプレーを生み出すのではないかと感じています。今年はワールドカップの年ですが、私の選択としてこの移籍を決断しました。今まで日本でプレーするということを考えたことはなかったのですが、日本のサッカーを見たことのある私としては、日本のサッカーはレベルが高く、技術力もあり、フィジカル的にもタフなリーグだということを知っている。そういった中で、ワールドカップという大切な大会を迎える大切な年に、人生をかけて挑戦する価値はあると感じ、この移籍を決断しました。私にとっても、家族にとっても、ワールドカップイヤーが素晴らしい1年になるよう頑張ります。そして、それがセレッソ大阪という私のクラブにとっても最高の成績につながることを心から願っています」

 (45分間で会見終了。フォトセッション、スタンドで待つサポーターの前で登場へ)

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