C大阪、柿谷代表で不在も4発快勝

 「天皇杯・3回戦、C大阪4‐0神戸」(13日、金鳥スタ)

 3回戦9試合を行い、J1のC大阪はJ2神戸に大勝し、仙台と鳥栖のJ1勢も勝ち進んだ。

 日本代表FW柿谷らの不在を感じさせなかった。J2首位の神戸相手に4ゴールを奪う大勝。C大阪が“阪神ダービー”で力の差を見せつけた。

 1点リードの前半31分、FKからの素早いリスタートでMF枝村が難なく追加点。一瞬のスキも見逃さないJ1の決定力に、神戸DF陣は立ち尽くすしかなかった。

 クルピ監督は「見事な勝利を収めることができた。4点とも本当に美しいゴール」とご満悦。守ってはJ1最少失点を誇るDF陣が公式戦3戦連続完封と揺るぎない。

 柿谷から「ハーフタイムで負けてたら戻って来るわ」と言われていたFW杉本は、前半を2点リードで折り返し「帰って来なくていいなと。怒られずに済んでホッとしてます」と笑わせた。

 指揮官の去就問題に揺れる中での勝利。悲願の初タイトルに向け、チームの結束はさらに増した。

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