サッカーのイタリア１部（セリエＡ）で１５日に行われるサンプドリア‐ジェノアを前に、ジェノアの関係者がサンプドリアの練習場で"スパイ活動"を行っていたことがわかった。１４日に複数のイタリア紙が報じた。

　１３日にジェノア郊外のボリアスコ地区のグラウンドに近い雑木林で、不審な動きをしている男性を練習を見ていたサポーターが発見。クラブ関係者に通報した。

　チームマネジャーのアヤッツォーネ氏らが、隠れていたこの男性を“拘束”した。迷彩服姿の男性は、ジェノアの少年チームのルカ・ダ・プラ・コーチだった。父親はジェノアの名ＧＫだという。この件に関してジェノアは「彼の個人的な行動。停職処分を下す」とクラブとは無関係だったと説明している。