本人よりも周囲が…ジダン氏頭突き像

 サッカー元フランス代表MFジダン氏の名誉回復を図るため、同国約30人の地方サッカー協会の会長がパリに展示されている頭突きオブジェの撤収を求めるようジダン氏本人に要請した。23日、スペイン各紙が報じた。

 請願の中での同オブジェの認識は「挑発的なもの。彼が国にもたらしたポジティブな感情を故意におとしめている」とし、ジダン氏に対して「頂点を極めた選手、将来の監督、人間、なにより父として」訴えるべきだと促している。

 オブジェは2006年のドイツW杯決勝でジダン氏がイタリア代表DFマテラッツィに対して実際に及んだ行為をアルジェリア人芸術家が制作したもの。高さ5メートルの作品は9月末からパリで展示されており、来年1月まで公開される予定になっている。

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