那須川天心VS井上拓真9・27再戦はトリプル世界戦に 坪井智也が最速タイ5戦目で初挑戦「天心につなぎ、勝ってほしい」西田凌佑は2階級制覇挑戦
9月27日に開催されるボクシングの世界戦興行「Prime Video Boxing16」(トヨタアリーナ東京)の追加カード発表会見が3日、都内で行われた。IBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦は、同級1位の元IBF世界バンタム級王者・西田凌佑(29)=六島=が同級2位サム・グッドマン(27)=オーストラリア=と争う。さらに、WBC世界スーパーフライ級王座決定戦は、同級1位の坪井智也(30)=帝拳=が同級2位リカルド・マラジカ(27)=南アフリカ=と対戦する。メインはWBC世界バンタム級タイトルマッチで、王者・井上拓真(30)=大橋=が同級1位の那須川天心(27)=帝拳=と再戦することが既に発表されていたが、トリプル世界戦興行となった。
アマチュア時代の19年世界選手権で金メダルを獲得している坪井は、プロ5戦目でついに世界初挑戦を決めた。勝利すれば、田中恒成に並んで国内最速での世界王座奪取となる。「(メインで)那須川君が今回拓真と再戦するので、彼自身の頑張りや気持ちは僕ら帝拳チームはよく分かっている。彼がしっかり勝利できるためにも、メインの那須川天心にしっかりつなげて、いい舞台をつくって上げられるように僕らもチームとしてやるべきことがある。自分の試合は圧倒的に勝って、那須川天心にしっかりバトンを渡せるように。チーム帝拳で頑張るのがテーマ」と気合を入れ、「彼自身はボクシングに真摯に向き合っている。真面目でいろいろ考えていて僕も彼から学ぶことが多い。他の競技(キック)から移動してきて、こんなに短い期間で井上拓真とやれる位置まで来られるのは本当にすごい。(天心に)勝ってほしい」と力を込めた。
西田は、IBF世界バンタム級王者時代の昨年6月にWBC同級王者の中谷潤人(28)=M・T=に敗れて以来、1年3カ月ぶりの返り咲きを狙う。2階級制覇を達成すれば、同級の4団体統一王者・井上尚弥(33)=大橋=や、WBC同級1位の中谷との再戦などのビッグマッチの可能性も浮上する。「このタイトル(暫定王座)を取って王者が返上したら正規になるし、王者と(団体内統一戦で)戦える可能性がある。絶対に取りたい。その先は(井上、中谷ら)いろいろな試合ができると思っているので、絶対にこの試合は落とせない」と意気込んだ。
