中谷潤人 尚弥戦を糧に練習再開 初黒星と左眼窩低骨折乗り越える「得たものが今まででダントツだった」
ボクシング前WBC・IBF世界バンタム級王者の中谷潤人(28)=M・T=が1日、相模原市の所属ジムで練習を再開した。5月2日に東京ドームで行われた日本ボクシング史上最大マッチで、世界4団体統一スーパーバンタム級王者・井上尚弥(32)=大橋=に判定負け。この試合で左眼窩(がんか)底を骨折したため3カ月の休養となっていた。
「ここからしっかりつくり上げていくという意味で、気持ちも含めて大事な一日でした。目標は変わらずスーパーバンタム級での世界タイトルです」と中谷。まだスパーリングなどはできず、次戦については「年内は現実的じゃないと思います」と年明けを考えている。
だが、この期間を無駄にはしない。「ドームは井上選手が優れていたから勝利したと思っています。ただ、負けはしましたが、得たものは今までの試合に比べてもダントツで多かった。それをこれからの練習を通じて身に付けていきます」。プロ33戦目での初黒星と眼窩底骨折を乗り越え、さらに強くなる。
