寺地拳四朗 勝負メシは鮭のサイキョウ焼き 自らスーパーで買って仕込み済み 3階級制覇へ万全「余裕が全然違う」

 「ボクシング・WBO世界スーパーフライ級王座決定戦」(20日、両国国技館)

 前日計量が19日、都内で行われた。WBO世界スーパーフライ級王座決定戦で3階級制覇に挑む寺地拳四朗(34)=BMB=は300グラムアンダーの51・8キロ、同級4位イスラエル・ゴンサレス(29)=メキシコ=は52・0キロでパス。WBA世界バンタム級王座決定戦に臨む同級1位の増田陸(28)=帝拳、同級2位の比嘉大吾(30)=志成=はともに規定を100グラム下回る53・4キロでクリアした。WBC世界ライトフライ級王者・岩田翔吉(30)=帝拳=はリミットの48・9キロ、同級1位エリク・バディジョ(30)=メキシコ=は48・8キロだった。

 スーパーフライ級初陣の寺地は、ひと回り大きい体で計量を終え、「余裕が全然違う。コンディションはバッチリ。ご飯が楽しみ」と笑った。高級食材や肉、うなぎなど計量後の勝負メシを楽しみにしてきたが、「今回は白ご飯に、鮭の西京焼きを仕込んできたので帰ってから焼く」と舌なめずり。前夜に自らスーパーで買った鮭に白みそ、みりん、砂糖を塗って仕込んだといい「鮭のブームが来ている。年齢もあるのか、魚がおいしく感じる(笑)。鮭の脂がおいしくて(減量明けで)しみると思う」と心待ちにした。

 昨年12月のサウジアラビアでの一戦は前日計量を終えた後に相手が棄権したため中止となった。それだけに「トラウマで夜の電話が怖い。何もないことを祈るしかない。2回連続(中止)なら生きていけるかな」と苦笑い。昨年7月のフライ級王座陥落を経て、1年ぶりのリングは34歳にとって分水嶺(れい)の一戦になる。「ここは勝たなあかん。絶対勝って次につなげたい。2回連続で負けられない」。“サイキョウ”の元王者が戻り鮭のごとく返り咲きを期した。

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