【スターダム】鈴季すず、ワールド王座V1「おかえり!」林下詩美は再入団8日で戴冠ならずも涙「改めてスターダムはすごいなと」

 「プロレス・スターダム」(30日、後楽園ホール)

 ワールド・オブ・スターダム選手権試合が行われ、王者の鈴季すず(23)が今月22日に再入団したばかりの林下詩美(27)を撃破し、初防衛に成功した。自ら挑戦者として指名した元王者との真っ向勝負を制した鈴季は「鈴季すずがチャンピオンであるかぎり、こういった面白いことが続きます。このまま(シングル最強決定戦の)『5★STAR GP』でチャンピオンのまま優勝しちゃいます」と力強く宣言した。

 詩美のパワフルな攻撃を受けきり、跳ね返した。ジャーマンスープレックスの打ち合いで両者大の字になるなど一進一退の攻防を展開。トーチャーラックボムを食らって窮地に陥ったものの3カウントは許さず、最後は得意のジャーマン2連発でキックアウトされた後、もう1発ブリッジを効かせたジャーマン・スープレックス・ホールドで3カウントを奪ってみせた。

 大の字になった詩美に対し、マイクを持った鈴季は「お前、強すぎ」と実感を込めた。「スターダムに戻ってきて、お客さんも選手も歓迎ムードで安心してんじゃないの?って言ったけど、安心してないよな。少なくとも、今日ここ(後楽園ホール)に来たお前ら全員、あの言葉を言えるよな」と促し、「全員が言えなくても、私は言うよ。おかえり!」と抱き合って歓迎した。

 詩美は24年3月に退団したが、今年5月30日から古巣に再び参戦し、このほど2年ぶりに所属にも復帰。再入団から8日でいきなり団体最高峰の赤いベルトに挑戦したが、4年半ぶりの戴冠はならなかった。ただ、鈴季やスターダムファンから「おかえり」の合唱を浴び、「ただいま!」と涙。「今日すずと戦って、改めてスターダムって、鈴季すずって、本当に強いな、すごいなって思ったよ」と感慨を込め、バックステージでは「皆さんにたくさんの『おかえり』をいただき、さすがに心にくるものがありました。それに応えられるように、まだまだ林下詩美、これからだと思っているので、赤いベルトも取るし、5★STARも取るし、突き進んでいきます」と決意を込めた。

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