超異例!比嘉大吾が引退撤回、4戦連続世界戦が決定「やっぱり天職」営業就職検討も1年ぶり復帰 混迷WBAバンタム級王座戦線、帝拳が異例の状況説明も

U-NEXT BOXING6会見で早くも気合みなぎる(左から)岩田翔吉、増田陸、比嘉大吾、寺地拳四朗(撮影・持木克友)
WBA世界バンタム級王座決定戦で対戦する増田陸(左)と比嘉大吾(撮影・持木克友)
WBA世界バンタム級王座決定戦で対戦する増田陸(左)と比嘉大吾(撮影・持木克友)
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 7月20日に両国国技館でボクシングのトリプル世界戦「U-NEXT BOXING6」が開催されることが19日、主催者の帝拳プロモーションから発表された。WBA世界バンタム級王座決定戦は、同級1位の増田陸(28)=帝拳=と元WBC世界フライ級王者で同級2位の比嘉大吾(30)=志成=がタイトルを懸けて戦う。比嘉は昨年7月、当時の同級王者アントニオ・バルガス(米国)にドローで戴冠はならず、引退を表明していたが撤回。24年9月に判定負けした当時WBO王者の武居由樹(大橋)、昨年2月にドロー防衛を許したWBA王者の堤聖也(角海老宝石)、バルガスに続き、きわめて異例となる4戦連続での世界挑戦が決まり「ありがたい話。覚悟を持って世界王者になる」と決意を込めた。

 都内で記者会見が開かれ、比嘉は「やっぱりボクシングは天職だなと思い、帰ってまいりました。すみません(笑)」と引退発言を撤回。一時は営業マンとして就職するつもりだったというものの、「ボクシングをやるのと就職するのとを両方イメージトレーニングしたが、よりよかったのはボクシングをやっている人生だった。ボクシングしかしてこなかった人間が(できるほど)甘い世界じゃない」と再起に気持ちが傾いたといい、「2、3回連続くらい引退詐欺をしてしまったが、この場を借りて『引退しません!』と。続けられる以上は続けたい」と、現役続行の意思を表明した。

 また、WBAバンタム級王座戦線をめぐっては、王者だった堤聖也が負傷のため休養王者扱いとなっており、13日に行われたタイトルマッチは前3団体統一世界スーパーフライ級王者“バム”ジェシー・ロドリゲス(26)=米国=が正規王者バルガスを6回KOで撃破し、新王者に輝いた。ただ、バムは4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(33)=大橋=とのビッグマッチも視野に入れており、今後の扱いは不透明となっている。

 混迷を極めている中、主催者は増田と比嘉の決定戦を開催するにあたり、異例の文書を発表した。「新王者となったロドリゲスは試合を行う前からWBAバンタム級タイトルの防衛について態度を明確にしておらず、次戦は他団体チャンピオンと統一戦か、階級を上げて井上尚との試合を予定しています。そのため、WBAから堤対増田による王座決定戦の指令が出ましたが、堤陣営からまだ怪我の状態が良くないとの連絡を受け、WBAの指令により増田対比嘉の正規王座決定戦が決まりました。このようにWBAバンタム級王座は選手の不慮のアクシデント、度重なる怪我、、世界最高峰のネームバリューを持つロドリゲス参入により混乱していますが、試合が開催される7月20日までにロドリゲスの動向も決まり、正常にタイトルマッチが行える状況に戻る事を期待しています」と状況を説明した。

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