美しき美脚レスラー上福ゆき 嵐ラストライブで号泣、大一番への決意新たに「美に気をつけないヤツは全員クビ」【東京女子プロレス】
東京女子プロレスの上福ゆき(33)は、6・7後楽園ホール大会でプリンセス・オブ・プリンセス選手権に臨む。団体至宝ベルトをかけ、王者・荒井優希に挑む大一番を前に、国民的アイドルグループ、嵐のラストライブに涙を流したことをSNSで吐露。クールに美にこだわり、自分の感情を隠さない上福とは、少々意外な組み合わせにも思える。ベルトへの意気込みと、嵐への愛を聞いた。
5月31日に東京ドームで開催された嵐のラストライブ。上福は自身のX(旧ツイッター)で生配信の鑑賞を報告した上で「嵐が終わっちゃう切なさと その曲を聴いて当時いろんな事 頑張ってた自分思い出して大号泣! ラスト挨拶もコメントより表情に泣けた! ありがとう嵐!お疲れ様嵐!じゃあな!」とポストした。
改めて感想を聞いた。
「どんなすげえものも終わるんだなと思いました。普通にカッコ良かった。今アイドルは、韓国のアイドルみたいな感じが主流になってるじゃないですか。その中でジャパニーズアイドルをやり遂げたな、と思いました。最後までプロの作品をしっかり届けた感じがめっちゃ良かった」
上福は本音を隠さないスタイル。SNSでも自身への反応に反論することもある。
「曲がった見方かもしれないけど、(嵐は)言えないこともいっぱいあるんだろうなって思っていました。私なんて結構本音を交えて言っちゃうことが多いけど、嵐は最後まで、キラキラアイドルの嵐っていうものを見せてくれたと思う」
荒井に挑戦したモチベーションを「アンチエイジング」と語った。それが上福らしさだ。
「自分はベルトもいらないし、タイトルマッチもしたくないし、8人タッグが一番好き。でもタッグのベルトを落として、ふわっと試合をしていた時、忙しくて何かに追い込まれている時の方が、自分は若く生き生きしてるなって思ったんです。ベルトに関わっている方が元気に美しくいられる」
嵐のファンになったのは、小学校6年生の時だった。動物バラエティー番組「天才!志村どうぶつ園」(日本テレビ系)の放送が開始。嵐の相葉雅紀が奮闘していた。
「かっこいいアイドルが動物に優しいんだ、っていうところがスタートでした。嵐の曲は意外に、俺イケてるだろって曲よりも、辛いけど頑張ろうとか、仲間がいてくれて良かった、みたいな曲が多かった。アメリカに住んでいる時も、歌詞がすごく良くて聴いていました。皆で仲良さそうにしているのが、すごく羨ましかった。今の自分は嵐と違って殴り合わなきゃいけないんですけど、そういう仲間がいる幸せを気づかせてくれるような歌が多かった」
上福は中3から約4年間、米国オハイオ州で暮らした。日本人が少ない地域で、差別的な言動を向けられることもあったという。
「自分がいた時はアジア人が最下位。スシと呼ばれたり、1セント硬貨を投げられたり。最終的には言い返して仲良くなったんですけど」
嵐はテレビドラマのタイアップ曲が次々にヒットし、国民的アイドルへと飛躍していく時期だった。
「自分がいじめられていた時、めっちゃブレークしていきました。同じ日本人なのに、舞台に立ってキラッキラの服を着て歌っている。アイドルを目指してはいないですけど、芸能人というか、表に出ることへの憧れ、舞台から人を見るのはどんな感じなんだろうって気持ちはありましたね」
帰国後は東洋大学のミスコン準グランプリを受賞。後に芸能活動を開始し、2017年、東京女子プロレスでデビューを果たす。程なく、現在のスタイルを固めた。
「私は“抱きたい女”みたいなプロポーションでずっといたい。セクシーさと、この時代に言ったら物議を醸すかもしれないけど女性らしさを持ちたい。自分がデビューした時、山下実優や中島翔子が筋肉があって力も強くて、ここと戦っても無理やんって思ったんですよ。自分はちょっと違う路線で」
食事に気を付け、インナーマッスルを重視するトレーニングを続けた。体が緩むと見栄えしないコスチュームをあえて選んだ。33歳。「シミ取りをやっています。シミはレーザーで消す!」と笑いながら明かす。173センチの長身。美脚が映える足技が武器だ。
2020年にはインターナショナル・プリンセス王座を奪取。コロナ禍で海外勢と戦えない、会場への観客入場の制約などの困難に直面する中、同年末に嵐は活動休止に入った。
「ベルトを持ったからにはクヨクヨしちゃダメだし、団体を少しでも引っ張っていくんだって自覚が初めて芽生えました。話題をどんどん作って、コロナなんかに負けるかと思っていました。嵐の活動休止には、こんなに輝いているのに休むんだなあ、って思ったのは覚えています」
インターナショナルと名が付くベルトにも関わらず、コロナ禍で海外勢と戦うことができなかった。その反動で、コロナ禍明けから海外の試合には単身で臨むなど積極的で、シンガポールやベトナムでタイトルを奪取。昨年は上原わかなとのコンビで、プリンセスタッグ王座を手にした。そして今回、荒井優希が持つ団体至宝ベルトに挑む。
「個人的には荒井を応援しています。デビューから5年でいろんなベルトを取ったのは、技術と力だけじゃ絶対無理。メンタルが強いし、体力もある。意外とひょうひょうとしているからつかみ所がない。こいつを倒すには…なんだろう。化粧や体やらで圧倒的な美を見せつけて、すごいキレイと思わせたらちょっと怯むかな。そして荒井より物販を売ったら、少しメンタルも削れるんじゃないかな」
持ち味の美を押し出して、勝機を見いだす考え。アンチエイジングに関しては、嵐のラストライブからも刺激を受けた。
「嵐が活動休止の間、SNSで太っただの劣化しただのって言われたい放題だった。でもステージに上がった時、めっちゃかっこいいやんって、劣化のレの字も言わせられないぐらい全員カッコ良かった。自分も入場した時にめっちゃ綺麗って思われたいですね。毛先一本気を抜くつもりはない。上福ゆき史上一番美しいですよ」
目覚ましの曲には嵐「きっと大丈夫」を愛用している上福。荒井からベルトを奪った後の青写真も描いている。
「東京女子のスローガンは『KAWAII×DREAM×STRONG』なんですけど、SEXYとBEAUTYを加えてやります。美に気をつけないヤツは全員クビにしますよ」
