元世界王者・武居由樹が辛勝 7ケ月ぶり再起戦で大苦戦 判定に会場どよめき、ブーイングの異様なムードに 声震わせ謝罪「こんな大したことない試合をしてしまって・・・」

 「ボクシング・8回戦」(2日、東京ドーム)

 スーパーバンタム級8回戦で前WBO世界バンタム級王者の武居由樹(30)=大橋=が陥落から7ケ月ぶりの再起戦に挑み、WBAアジア・スーパーバンタム級王者のワン・デカン(中国)に判定2-0で勝利。判定勝利のアナウンスに会場はどよめきに包まれる異様な事態となった。

 序盤は軽快なフットワークをみせていた武居。ただ、3回プレッシャーに押される形で被弾が目立つ場面も。4回も後退しながら左フックを浴びてぐらついた。5回は左を効果的に浴びせていき、アッパー追い込んだが、ワンも反撃。6回は右フックや左の連打から相手をぐらつかせて、そのまま一気に畳みかけた。しかし、ワンの右ストレートを浴びて後退し、武居を追い込まれる場面も。7回は前に出てくるワンをいなしながら、試合をコントロールしていたが、終盤にコーナーに追い詰められてコンビネーションを被弾した。8回はワンが攻勢を強めて、武居は足を使う展開。右フックを被弾し、一気に後退し、終盤にも右を浴びて劣勢の中でゴングを迎えた。武居勝利のアナウンスにはブーイングも。武居は「こんな大きな大会でこんな大したことない試合をしてしまって・・・」と声を震わせ「ワン選手本当に強かったです。今日はこれ以上言えることは何もない。今日はありがとうございました」とうつむいたまま言葉少なだった。リングを去る際も謝罪のポーズで引き上げていった。

 武居は昨年9月の3度目の防衛戦でクリスチャン・メディナ・ヒメネス(メキシコ)に敗れ、王座陥落。4月29日に同じ元K-1の武尊がONEでの引退試合で劇的KO勝利を飾り、有終の美を飾った。「めちゃくちゃ感動しましたし、パワーをもらった」と語っていた。

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス