広島・坂倉 マルチ安打3出塁 今季初の2カード連続勝ち越しへ新井監督「何とかサクの前に走者をためられるよう」

 「広島0-4中日」(2日、マツダスタジアム)

 サクが頼みだ!広島は今季5度目の完封負けを喫し、開幕カード以来となる3連勝を逃した。ホームが遠い展開が続いた中で、坂倉将吾捕手(27)がマルチ安打で7試合連続安打をマーク。新井貴浩監督(49)は厚い信頼を寄せた。今季初の2カード連続勝ち越しへ、3日の試合を全力で勝ちにいく。

 4番のバットが止まらない。早くも今季5度目の完封負けを喫した赤ヘル打線で坂倉が一人、気を吐いた。チーム唯一となるマルチ安打をマークするなど、4打席で3出塁。試合後は敗戦を受け止め、うつむきながら無言でロッカールームへと引き上げた。求めるのはチームの勝利のみ。背中には中軸としての悔しさがにじんでいた。

 初回2死一塁で迎えた第1打席。大野に対し、カウント3-1から甘く入った変化球をコンパクトにはじき返すと、打球は右前へ。六回2死の第3打席では2球で追い込まれるも、3球目の変化球を中前に運ぶ技ありの一打で、チャンスメーク。八回は杉浦から際どいボールを見極めて、四球をもぎ取った。

 鯉の季節に合わせて状態を上げている。直近5試合は4度のマルチ安打と2度の決勝打をマークするなど、18打数9安打、打率・500、2本塁打、8打点と絶好調。4月21日・ヤクルト戦を終えた時点で打率・188と不振が続いていたが、この日の2安打で打率・270まで上昇した。存在感は日を追うごとに増している。

 新井監督は5試合連続で4番起用している坂倉について、「結果だけでなく、内容もすごくいい」と太鼓判。「何とかサクの前に走者をためられるように、やっていきたいと思います」と、背番号31を中心に、苦しい現状を乗り切る青写真を描いた。

 ホームが遠かったこの日も手は打った。五回1死二、三塁の先制機では、ターノックに代えて、前川を送るも空振り三振。続く秋山も一ゴロに倒れ、無得点に終わった。代打打率・600を誇るモンテロも控えていたが、指揮官は「コンタクトのいい打者ということで、あのケースになったら誠太でいくと決めていた」と説明。「要所要所でいいところに決められた。さすが大野投手だと思います」と、相手左腕の力投に脱帽した。

 開幕カード以来となる3連勝を逃し、これで今カードは1勝1敗。3日の試合に勝利すれば、今季初の2カード連続勝ち越しとなる。同日はゴールデンウイーク真っただ中の日曜日。満員が予想される本拠地で、鯉党に白星を届けたい。

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