MVP・井上尚弥改めて明言 5月に東京Dで中谷戦 1年前の約束を果たす「本気でぶつかる」 25年度年間優秀選手表彰式
ボクシングの「2025年度 年間優秀選手表彰式」が17日、都内で行われた。4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(32)=大橋=は最多記録を更新する8年連続9度目の最優秀選手賞(MVP)を受賞。壇上でのスピーチでは、昨年対戦を呼びかけた中谷潤人(28)=M・T=と5月に東京ドームで激突することを改めて明言した。また、中谷とWBC世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)は技能賞を同時受賞し、WBA世界バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)は殊勲賞、IBF世界フライ級王者の矢吹正道(緑)はKO賞を受賞した。
サプライズでの対戦呼びかけから1年。尚弥は大トリで壇上に上がると「1年前にここで(中谷と)ビッグマッチを約束しました。お互いに勝って1年後にやりましょうと。それを果たすことができました。今年5月、東京ドームで中谷潤人と本気でぶつかります」と明言し「お互いの勇姿を必ず見届けてください」とファンに呼びかけた。
ドリームマッチに向けて2月から再始動。「久々に高いモチベーションがある。(中谷は)もちろん次の対戦相手として意識する」と、表彰式での交流や会話も最小限にとどめた。また、中谷戦がスーパーバンタム級での最後の戦いになる可能性も示唆。「今の時点では集大成と考えている。その先はお楽しみということで」と言及した。
昨年は年間4試合という過密日程を完遂し、8年連続でMVPを受賞。「うれしい。毎年取らなきゃいけない重圧がある中、しっかり取れてホッとしている」。昨年末のアラン・ピカソ(メキシコ)戦後はリフレッシュし、「今までになく自分の中で燃えたぎっている。非常に楽しみ」と世紀の一戦に向けてギアを上げていく。





