増田陸 3・15ドネアと激突!「クリアして世界へ」 勝てば堤戦の可能性も余念はなし「目の前の試合に全てを懸ける」

 「ボクシング・WBA世界バンタム級挑戦者決定戦」(3月15日、横浜BUNTAI)

 ボクシングのトリプル世界戦が3月15日に横浜BUNTAIで開催されることが27日、主催者から発表された。メインはWBA世界バンタム級挑戦者決定戦で、同級4位の増田陸(28)=帝拳=が同級1位の世界5階級制覇の実績を持つノニト・ドネア(43)=フィリピン=と激突する。元WBO世界フライ級王者の岩田翔吉(29)=帝拳=はWBC世界同級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に挑戦。WBA世界ミニマム級王者・松本流星(帝拳)は同級4位の高田勇仁(ライオンズ)と初防衛戦を行い、WBO世界フライ級11位の飯村樹輝弥(角海老宝石)は王者アンソニー・オラスクアガ(米国)に挑戦する。

 増田がついに世界へのスタートラインに立った。元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏をほうふつさせる左ストレートでのKO劇から“神の左の継承者”と称されるホープは、大物ドネアとの挑戦者決定戦に臨む。「(帝拳ジムの)本田会長から直接電話をいただき、二つ返事で『やらせてください』と答えた」と武者震いし、「この試合をクリアして世界へ駒を進められるように集中したい」と意気込んだ。

 43歳のレジェンドは昨年12月17日、WBA王者の堤聖也(30)=角海老宝石=との団体内統一戦で激闘を繰り広げたが惜敗。ただ、会場で観戦したという増田は「下馬評では年齢を指摘される意見が多かったが、全く予想を覆して、ここまでいい動きをするんだと。特にパンチは健在だった」と率直に語り、「非常にワクワクしている。強い相手に(自分を)どこまで引き上げられるか。自分自身に期待している」と腕をぶした。

 WBAバンタム級戦線では、昨年末に当時同級9位の井岡一翔(志成)が11位の相手と挑戦者決定戦を行い勝利したが、WBC王者の井上拓真(大橋)への挑戦に意欲を示している。不透明な状況に、帝拳ジムの浜田剛史代表は「(今回の)1位と4位の試合が完全な決定戦と認識している」と強調。増田は勝てば堤との自身3年ぶりの雪辱戦に転じる可能性も高まる中、「目の前のドネア選手との試合に全てを懸ける」と余念はなかった。

 ◆増田 陸(ますだ・りく)1997年9月23日、広島市出身。中学時代にボクシングを始め、広陵高、立大を経て、21年2月にプロテストに合格した。22年7月にプロデビュー。23年8月、日本バンタム級タイトルマッチで王者・堤聖也(角海老宝石)と激闘を繰り広げたが、判定負け。24年7月に日本同級王者・富施郁哉(ワタナベ)に4回KO勝ちし、王座を獲得した。プロ戦績は9勝(8KO)1敗。左ボクサーファイター。168センチ。

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