赤井英和長男の赤井英五郎、引退覚悟の再起戦で初回KO快勝「(負けたら)おしまいだった」「解放された」Sウエルター級転向で活路
「ボクシング・6回戦」(17日、後楽園ホール)
元プロボクサーで俳優の赤井英和(66)の長男、赤井英五郎(31)=帝拳=が11カ月ぶりの再起戦で快勝した。71キロ契約6回戦でベー・ドンミン(29)=韓国=と対戦し、1回2分3秒KO勝利。負けたら引退も覚悟していたという一戦を乗り越え、「色んな意味で解放されました。(負けたら現役は)おしまいでしたね。常に崖っぷちの気持ちでやっているので、次につなげたかなと思う」と胸をなで下ろした。
184センチの長身ファイターに対し、赤井は前進して圧力を掛けながら左右のフックを狙っていった。1分過ぎに強烈な右フック一発でダウンを奪うと、さらに右フックから左右の連打で一気になぎ倒し、KO勝利をもぎ取った。リングサイドに訪れていた父英和も「よかった、よかった」と歓喜した。
「考えていた内容ではなかったが、うまく対応できた。ジャブを出していこうと思っていたが、距離を詰めたときにフックが当たりやすかったので。KOできたのはうれしい。運よくパンチが相手のウィークポイントに当たってくれたのかなと」
ミドル級(72・5キロ以下)を主戦場としていたが、昨年2月に盛合竜也(ワタナベ)に2回TKO負けし、プロ4敗目(5勝)を喫した。今後はスーパーウエルター級(69・8キロ以下)での闘いを見据えて再起し、契約体重での再起戦で豪快なファイトを披露し、「自分に合った階級はこれなんじゃないかと改めて感じた。今回、減量らしい減量をせず、一番食べて一番動いてこの体になったので、自分の適正体重を見直すいい機会になった。本来こうあるべきなんだと、フレッシュな赤井英五郎になったのかなと思う」とうなずいた。
今回はセミ前の6回戦ながら大会ポスターに大きく写真が載るなど期待が集まったが、リング上での勝利者インタビューはなかった。「(同日に隣の東京ドームでコンサートを開催している)BLACK PINKのネタを言おうかなと思っていたが、(インタビューが)なかったので次に取っておこうかなと(笑)。A級(8回戦以上)じゃないのにポスターに大きく載っけていただいてうれしい。記念になった」と冗談を交えて声を弾ませた。
快勝で次への希望をつなぎ、「目標は今年3試合したい。勝っても内容が微妙だと次の試合を組んでもらえないので、試合の内容をもっと面白い良い試合を期待させるようなパフォーマンスを見せないといけない」と自分に言い聞かせていた。





