井上尚弥 改めて中谷戦に意欲「来年5月にはお互いベストに持ってくると思う」 サウジから帰国

 激闘から一夜明け、帰国した井上尚弥(撮影・伊藤笙子)
 防衛したベルトを前にした井上尚弥
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 4団体統一世界スーパーバンタム級王座の防衛に成功した井上尚弥(32)=大橋=は、改めて来年5月に東京ドーム決戦が計画されている中谷との対戦に意欲を示した。フェザー級で5階級制覇に挑む可能性が浮上していることも明かしていたが、試合後の会見で「お互いに勝って、そりゃもう(対戦を)やりましょうよと。自分はやる気持ちは十分あります」と本心を示す。「(試合前に)かき乱してしまって申し訳ない。フェザー級もやるつもりはあるが、5月ではない」と考えを明かした。

 28日夜には羽田空港着の航空機で早くも帰国した。スーパーバンタム級初戦が薄氷の勝利となった中谷について「評価を落としたという人もいるし、階級を上げた初戦でしっかり戦い抜いてキャリアを積めたという人もいる。昨日が勝負の日ではないので。来年5月にはお互いベストに持ってくると思う」と話した。

 中谷は試合後、サングラスで右目の腫れを隠しながら会見した。「僕自身はパウンド・フォー・パウンド1位になる、この階級で世界王者になるのが目標。井上選手とやれないなら寂しさはあるが、目標はぶらさずにやっていきたい」と率直に語った。

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