ドネア“不死鳥”宣言「日本で復活する姿を見せたい」17日堤と統一戦へ気合十分

 「ボクシング・WBA世界バンダム級王座統一戦」(17日、両国国技館)

 ボクシングのWBA世界バンタム級暫定王者ノニト・ドネア(43)=フィリピン=が10日、WBA正規王者の堤聖也(角海老宝石)との団体内統一戦に向けて、羽田空港に来日した。井上尚弥(大橋)に2連敗した日本に再び上陸し「すごくワクワクする。日本での自分の歴史を書き換えるために来た」と気合を入れた。

 11月に43歳になった元世界5階級制覇のレジェンド。レイチェル夫人が選んだという和柄のグレーのスエットパーカを着て空港ロビーに現れたが「不死鳥が灰の中から生まれ変わり輝いて飛び立つイメージ。日本で復活する姿を見せたい」と宣言した。

 堤については「素晴らしいファイターと戦える機会をいただき光栄。2人の戦士がお互い敬意を持っての戦いになる」と語り「長くやっているので(勝機は)相手うんぬんよりも自分がどう戦うか」と内なる闘志を燃やした。

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