那須川天心 今後について「辞めないっすよ。ダサいじゃないですか」 ボクシングには「好きになったし、まだまだこれから」【一問一答】

 井上拓真に敗れ悔しそうな那須川天心(撮影・金田祐二)
 試合に敗れ謝る那須川天心(撮影・金田祐二)
 会見を終え悔しそうな表情で父の那須川弘幸さん(左)と話す那須川天心
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 「ボクシング・WBC世界バンタム級王座決定戦」(24日、トヨタアリーナ東京)

 元キックボクシングの“神童”で、WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27)=帝拳=は、元WBA世界同級王者の井上拓真(29)=大橋=に0-3で判定負けし、世界王座奪取に失敗。2023年のプロボクシング転向後、8戦目で初黒星を喫した。キック時代も含めるとプロ通算55戦目で初めての敗戦。試合後は井上拓へのリベンジを誓った。以下、那須川天心との一問一答。

 -振り返って。

 「結果にはつながらなかったけど、悔いはない。出し切った。たくさんの方に愛されているなと感じた。こういう試合ができてうれしかった」

 -初黒星。

 「意識していない。無敗にこだわってきたわけではない」

 -焦りは。

 「ポイント差を聞いたときにあった」

 -今後は?

 「辞めないっすよ。ダサいじゃないですか、負けて辞めますって。やり続けるしかない。やり返します。必ず」

 -ブーイングが起こった。

 「日本でブーイングってあんまりないんじゃないですか?嫌われているんですかね(笑)」

 -挑戦してきたボクシングには。

 「こういう思いをさせられるのが、楽しくもあり悔しくもある。いろんなことを経験させてくれる競技。始めたときからなめたことも思っていないし、一から学んでいくつもりだった。好きになったし、まだまだこれから。まだ8戦なんで」

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