判定でぼう然のBD出身の安井飛馬「負けてるかちょっと分からなかった」 初黒星に「すごく悔しい」

 左腕を攻められる安井飛馬(奥)と攻める鹿志村仁之介(手前)©RIZIN FF
 判定で敗れ頭を抱える安井飛馬(左)と、拳を握る鹿志村仁之介(右)©RIZIN FF
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 「RIZIN・LANDMARK12」(3日、ジーライオンアリーナ神戸)

 ブレイキングダウン出場から朝倉未来にスカウトされ、プロに転向した柔術家の安井飛馬(24)はブラジリアン柔術家の鹿志村仁之介と対戦。判定0-3でプロアマ通じて初黒星を喫した。

 試合後、拳をあげ勝利の手応えを感じていた様子の安井だったが、判定は0-3。ぼう然とした表情を浮かべていた。試合後は「すごく悔しいです。全力で戦って判定で負けた。(鹿志村は)すごく寝技がうまかった」と振り返った。「1回は勝ってると言われて、3回はセコンドが行け行けと。僕も負けてるかちょっと分からなかった」と明かし、「いろいろ大口叩いたんですけど、僕はリスペクトという言葉では表せないほど柔術は魅力的なものだと思っています。そこにアンチしてくれる人も肯定してくれる人も全て素晴らしいと思いました。これからも注目してもらえたらうれしいです」と、語った。

 グラップラー同士の激突。1回は序盤に安井が打撃で攻めていき、上からパウンドでダメージを与える場面もあったが、中盤から形勢逆転。鹿志村が安井の左腕をとる時間帯が続いたが、終盤に安井がなんとか脱出した。最終3回は安井が打撃にいったところを、鹿志村がタックルからテークダウンに成功。安井はなんとか抜け出したが、その後は互いに仕掛けが少なく、ゴングが鳴った。

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