亀田京之介 前代未聞の“いとこ対決”熱望「カシメロに勝って和毅とやりたい」
ボクシング日本フェザー級7位の亀田京之介(27)=MR=が15日、元世界3階級王者のジョンリエル・カシメロ(36)=フィリピン=との58キロ契約10回戦(25日、キルギス・ビシュケク)に向け、堺市の所属ジムで練習を公開。カシメロを撃破して、いとこの元世界2階級王者・亀田和毅(34)=TMK=と対戦したいとぶち上げた。
京之介は和毅と同じTMKジムに所属していたが、8月末にMRジムに移籍。「いとこと同じ環境だと甘えが出る」と理由を明かし、プロ入り前に師事していたMRジムの野口喜士会長(59)と現在はコンビを組む。カシメロ戦に向けては「今回は判定でもいいと思っている。相手の得意な形で勝つのがシブいとも思ったけど、俺も2連敗しているのであとがない」とKOにはこだわらず勝ちに徹する構えだ。
そしてその先の野望まで口にした。「和毅とやりたい。前は同じジムだったからできなかったけど、今はジムも違う。階級も同じだし、カシメロに勝って、和毅、ネリとやりたい」と前代未聞のいとこ対決を熱望した。
ネリ、ピカソと世界レベルの相手に連敗中だが、強敵との対戦で得た経験は大きい。「連敗した時は辞めようとも一瞬考えたけど、俺からボクシングを取ったら何も残らん。1週間で切り替えた。子どもに世界のベルトを見せたい」。6月1日に生まれた長男・虎之介くんへの思いを胸に、21日に決戦の地に飛び立つ。





