大関の霧島が顔から流血のアクシデント ただひとり勝ち越し決定も土俵下へ顔から落下 場内騒然 「いった~!」の声響く

 「大相撲夏場所・9日目」(18日、両国国技館)

 大関の霧島は前頭五枚目若元春と対戦。土俵際の攻防で寄り倒して勝利し、勝ち越しを決めた。

 激しい一番だった。若元春との力勝負となり、最後は体を預けて寄り倒した。必死にこらえようとする若元春も何とか投げ返そうとしたことで霧島は土俵下へ顔から落下。強打した額や鼻の下から流血するアクシデントに見舞われた。

 場内は騒然。霧島はしばらくしゃがみこんでいたが、自力で土俵へ上がり勝ち名乗りを受けた。額から流れる血を拭くと、土俵下に座り結びの一番を見守った。

 前日、同四枚目豪ノ山に屈して初黒星。「目の前の一番に集中していく」と語っていた通り、執念の白星となった。

 額、右の鼻、上唇からも流血。歯を気にする様子もあったが、支度部屋で鏡で確認すると「うん。歯は大丈夫」とうなずいた。シャワーを浴びてしみたのか、「いった~!!」という声も響いた。それでも付き人に笑顔も見せ、報道陣に「まあこれくらいなら全然大丈夫。これぐらいで良かった」と語った。

 前日まで1敗だった小結若隆景と同十五枚目翔猿はともに敗れた。若隆景は関脇琴勝峰に寄り切られ、翔猿は同十三枚目琴栄峰に押し出された。

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