「帰れ!」新日本メインでまさかの不透明決着に怒号 HOTの無法ファイトで“失神KO”デスペラードが9カ月ぶりIWGPジュニア王座陥落

 無法ファイトに沈んだエル・デスペラード(左)と王座に返り咲いたDOUKIにベルトを掛けるSHO(右)
 無法ファイトに沈んだエル・デスペラード(手前)と王座に返り咲いたDOUKIにベルトを掛けるSHO(奥)
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 「プロレス・新日本」(6日、後楽園ホール)

 IWGPジュニアヘビー級選手権試合が行われ、王者のエル・デスペラードが前王者DOUKIと9度目の防衛戦を行ったものの、無法ファイトに沈んで9カ月ぶりに陥落した。

 1月4日の試合中に当時王者のDOUKIが左肘を脱臼するアクシデントで無念のレフェリーストップになり、王座が移動して以来の因縁の再戦だったが、「ハウス・オブ・トーチャー(HOT)」のセコンド・SHOの介入でレフェリー不在になった。デスペラードがフィニッシュ技のピンチェ・ロコを決めてフォール体勢に入ったものの、レフェリーが戻っておらずノーカウント。さらに続けて、SHOが持ち出した凶器の鉄板で殴打されたデスペラードがKO状態となり、その間にDOUKIのジャベ(イタリアンストレッチNo.32)の体勢に捉えられ、復帰したレフェリーがストップした。

 メインイベントでまさかの決着となり、観客からはブーイングや「帰れ!」の怒号が飛ぶ中、DOUKIにベルトを掛けたSHOは「コイツが本物の王者じゃ!」と豪語して火に油を注いだ。また、デスペラードとは11日の所沢大会でIWGPジュニアタッグ王座(王者はDOUKI&SHO組)を懸けて再び激突するが、SHOは「こっちが正真正銘、本物のジュニアのチャンピオンじゃオラ。2冠やぞ。最強すぎじゃろうが。格が違うんじゃオラ!」と、まくし立てた。

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