棚橋弘至、来年1・4引退試合の相手は?「いろんな選手の顔が思い浮かぶが…今日はここまで」ウルフ・アロン戦は改めて否定「それはない」

 新日本プロレスは30日、東京・新宿の歌舞伎町で、来年1月4日の東京ドーム大会に向けた公開記者会見を行った。同大会で引退するエースで社長の棚橋弘至(48)と、同日デビュー戦を行う東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(29)が出席。注目の対戦カードについては、棚橋が「誰とやるかですけど…もうちょっと待ってください。今日はまだ発表できない」と頭を下げ、集まったファンの一部から「え~」と残念がる声も上がったが、軽妙なトークで盛り上げた。

 会見の開始3分前から会場周辺では雨が降り始め、途中、雨脚が強まる時間帯もあった。注目のカード発表はお預けとなり、棚橋は自身の引退試合の相手について、26年の現役生活で縁の深い選手が多いだけに「いろんな選手が思い浮かぶが…思い浮かばないかな。う~ん。ちょっと待ってください。今日はここまで(しか言えない)」と苦渋の表情で頭を下げた。

 ただ、試合形式については「シングルマッチがいい」と明言。超大物ルーキーのウルフとの対戦の可能性が取り上げられることもあるが、「それはない。それぞれにテーマがあるので。ここ(の2人)でやったら興行的に、社長的にもったいない」と改めて否定した。現役プロレスラーとして交わることがほぼなくなったウルフは「戦いたい気持ちはあったが、まだデビューしてない僕が相手を務めるのも違う。棚橋さんが(新日本マットに)残したものはあるので、それを何か形に変えていけたら」と語った。

 棚橋はこの日で引退まで96日となり、引退までにやりたいこととして「腹筋を割りたい」と宣言。「笑い話を抜きに、(脂肪で隠れて)4年という長い凍結期間を壊します」と、全盛期に比べてふくよかになったお腹をさすった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス