WBC バンタム級1位・那須川天心&2位・井上拓真に対戦指令 中谷が王座返上で頂上決戦 合意しなければ来月21日に入札
世界ボクシング評議会(WBC)は22日、バンタム級1位の那須川天心(27)=帝拳=と、同級2位の井上拓真(29)=大橋=に王座決定戦の指令を出したと発表した。合意に達しなかった場合は、10月21日に入札となる。WBC、IBF世界同級王者だった中谷潤人(M・T)が18日に両王座の返上を発表したことで、WBC同級王座は空位となっている。
キックボクシングから転向した那須川は2023年4月にデビューし、24年10月にはWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座を獲得した。直近では6月にビクトル・サンティリャン(ドミニカ共和国)に判定勝ちした。戦績は7戦全勝(2KO)。
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の弟、拓真は2018年12月にWBC世界バンタム級暫定王座を獲得した。23年4月にはリボリオ・ソリス(ベネズエラ)との王座決定戦に勝ち、WBA世界バンタム級王座を獲得し、2度の防衛に成功。昨年10月の3度目の防衛戦で堤聖也(角海老宝石)に判定負けし、王座から陥落した。戦績は20勝(5KO)2敗。





