中谷潤人がSバンタム級転向発表 来年5月の井上尚弥戦に照準「狙うべきはそこ」バンタム級王座返上を正式表明

 ボクシングWBC、IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(27)=M・T=が18日、神奈川県相模原市の所属ジムで記者会見を行い、今月中に両王座を返上することを正式に表明した。来年5月には4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(32)=大橋=とのドリームマッチも計画されている中、次戦は同級に転級してノンタイトル戦に臨む見通し。「強いと言われている井上選手がいるのもすごくモチベーションだし、バンタム級の体をつくっていくのがだんだんキツくなってきているのもあって、スーパーバンタム級でいいパフォーマンスを出せるという感覚が大きくなったので、転級しようという気持ちになった」と報告した。

 中谷はプロ31勝(24KO)無敗で、24年2月にWBC世界バンタム級王座を獲得し、世界3階級制覇。バンタム級では5戦全てKO勝利と高いパフォーマンスを発揮し、今年6月にはIBF王者・西田凌佑(六島)との自身初の統一戦を制し、米老舗専門誌「ザ・リング」認定の同級ベルトも獲得した。バンタム級での戦いについて「(思い出深いのは)やっぱり統一戦。一つの目標、モチベーションを持っていたので、KOでとれたことは記憶に深く(残る)。統一戦ができたので納得できた」と振り返った。

 いよいよ井上と同じ階級に上がり、夢の頂上決戦も見据えた準備に集中していく。「(井上は)4団体とリング(認定)王者なので、狙うべきはそこだと気持ちは切り替えている。そのためには何が必要かを日々、自問自答して成長していくしかない。楽しみだし、チャレンジでもある」。14日に名古屋市で行われた井上とムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)の試合を現地観戦し、井上がヒット&アウェー戦術で完勝したが、「よりワクワクした。(自分が)成長できる幅が広がった。一つじゃなく、いくつも(戦い方の)引き出しを持って、その引き出しも上質なものにしていきたい」と発奮した様子。新たな舞台での展望について「(体重が上がることで)より肉づけできるし、スピードも上がってきている。いろいろ合わせていける幅も広がっている。引き続き“ビッグバン”がさく裂するのを見てほしい」と意気込みを語った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ファイト最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ファイト)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス