井上尚弥戦は「パーフェクト」魔裟斗が絶賛「クリーンヒットは1、2発あったかどうか」「本当にもう誰が勝てんのっていうぐらい」
元K-1世界王者でレジェンド格闘家の魔裟斗が15日、自身のYouTubeチャンネル「魔裟斗チャンネル」を更新。
14日に、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥がWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフを3-0で判定勝ちし、4団体の王座防衛を飾った一戦について解説した。
魔裟斗は「完封してやるっていう気持ちだったんだろうね。ほぼ1発ももらわずに勝って『どうだ』という。ほとんど、もらってないからね。この12ラウンドで(アフマダリエフの)クリーンヒットなんて1、2発あったかどうかっていう。一番、危なげなく勝ったというね」と井上陣営のプランを推測。
「ファンからすると倒すシーンが見たかったなっていう。ファンってそういうもんだからね。だから勝つのは当たり前だけど、どうやって倒して勝つのかなっていう」と話しつつも「強すぎるが故の、みんな、そういう目で見ちゃうから。いや、だから、(井上が)ポイントを取って勝とうと思ったら、本当にもう誰が勝てんのっていうぐらいの」と改めてボクサーとしての完成度の高さに感心した。
魔裟斗は「完璧な強さを見せつけるという、パーフェクトさを見せつけるという試合をしたかったんじゃない?陣営は。その予定通りのパーフェクトな試合をしたのかな」と解説。「技術の高さを証明した」と賛辞を贈っていた。





