アフマダリエフは拍手で王者に敬意 井上尚弥に判定負け 「来い」ポーズもサプライズ起こせず

 9R、ムロジョン・アフマダリエフ(右)に打ち込む井上尚弥(撮影・中田匡峻)
12回を終え、ムロジョン・アフマダリエフ(右)と健闘をたたえ合う井上尚弥
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 「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(14日、IGアリーナ)

 WBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=が、4団体統一王者の井上尚弥(32)=大橋=と対戦。0-3の判定負けを喫した。

 一回はお互い警戒し、慎重な立ち上がり。二回、三回と手数を増やしてきた井上の圧力に押され気味となった。だが、四回は右ストレートを食らう場面もあったが、直後に左ストレートを井上を当て返した。

 五回はお互い「来い」というポーズを見せるなど一歩も引かず。アフマダリエフが右ジャブを当てると、井上が一発、二発とヒットさせた。六回は井上をロープ際へ押し込んだが、すぐに王者がボディ攻撃を連発した。

 9回はガードの上から連打を浴び、2度「来い来い」とポーズ。左ボディを食らっても不敵な笑みを浮かべるなど、タフさも見せた。12回は右ストレートを井上に当てる意地をみせたが、終始主導権を握られた。

 井上自身がアフマダリエフについて「実力的には一番評価しているし、自分のモチベーションも引き立ててくれる」と話し、キャリア最大の強敵と位置づけた大一番。前日の計量では鋼鉄のような筋骨隆々の肉体にどよめきが起こり、井上も「リカバリーもして(試合当日は)だいぶデカくなってくる」と警戒していた。

 井上にとっては、年末に対戦情報があるアラン・ピカソ(メキシコ)や、来春の中谷潤人(M.T)戦へ向けて弾みにしたい一戦。一方のアフマダリエフは「一発のパンチが世界を変えてしまうことはあり得るよ」と不敵な笑みを浮かべていたが、サプライズは起こせなかった。

 戦績は井上が31戦31勝(27KO)、アフマダリエフは16戦14勝(11KO)2敗。

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