全日本プロレスの長尾一大心さん死去、21歳「死因は警察で調査」5月に巡業バスと接触事故、外傷性ショックで集中治療室で治療続けるも

 全日本プロレスは7日、所属のプロレスラー、長尾一大心(ながお・たいしん)さんが同日に入院先の病院で死去したことを発表した。21歳だった。長尾さんは5月31日に巡業バスとの接触事故に遭い、腹部圧迫による外傷性ショックのため、集中治療室で治療を続けていた。全日本は「死因に関しましては、遺体を警察にお預けし調査を進めておりますので分かり次第ご報告致します。突然のことで、関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます」と報告した。

 長尾さんは2023年12月に入門し、昨年10月にプロレスラーとしてデビュー。出場予定だった今年6月1日の仙台大会を欠場していたが、後に巡業バスとの接触事故での腹部圧迫による外傷性ショックで治療中だということが明らかになり、「予断を許さない状況の中、治療を続けております」と説明。鈴木秀樹(45)らレスラー仲間も病院を見舞うなど回復を願っていたが、帰らぬ人となった。

 全日本は訃報に接し、「長尾一大心選手へのこれまでの皆様のご支援、ご声援に感謝申し上げますと共に、謹んでご通知申し上げます。長尾一大心選手のご冥福を深くお祈り申し上げます。今後につきましてはご両親と相談の上、お知らせ致します」と報告した。

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