9・14武居由樹に挑戦メディナは日本アニメ好き「SAKAMOTO DAYSとか」自ら描いたTシャツは武居のジブリ風?イラストも

 「ボクシング・WBO世界バンタム級タイトルマッチ」(14日、IGアリーナ)

 WBO世界バンタム級王者の武居由樹(29)=大橋=に挑戦する同級1位クリスチャン・メディナ(28)=メキシコ=が6日、都内のジムで公開練習を行った。16日のメキシコの独立記念日も近いだけに気合もひとしおで、「私の長所はメンタルの強さ。必ず世界チャンピオンになる。(世界王座は)幼い頃からの夢で、亡くなった父、祖父との約束でもある。パーフェクトに勝ちたい」と闘志を燃やした。

 この試合のために自作したというオリジナルTシャツも披露した。黒地ボディーの中央に自身がアプリを使って自作したイラストがデザインされたもので、「世界王者になるという思いを込めている」。“ジブリ風アート”のような自身と武居のキャラクターも描かれ、日本語で「メディナ」「メキシコ万歳」などの文字も躍った。

 メディナは日本のアニメが好きだといい、「最近だと『SAKAMOTO DAYS』とかを見た。何かオススメはある?」とニヤリ。また、帯同した恋人女性も日本のアニメが大好きだといい、「『呪術廻戦』、『ダンダダン』、もちろん『鬼滅の刃』など色々好きよ」と声を弾ませた。

 公開練習には、武居陣営から大橋ジムの大橋秀行会長、八重樫東トレーナーが視察に訪れた中、ロープ跳び、シャドー、ミット打ちを披露。八重樫トレーナーは「メディナの弱点を3つ見つけた」と話していたが、それを伝え聞いたメディナは「全てのボクサーには弱点がある。武居の弱点?私の指だけじゃなく、トレーナーの指でも足りないくらいあるよ」と笑って切り返した。これには武居陣営も苦笑いで、八重樫トレーナーは「うちの武居は穴だらけ。おっしゃる通り」と頭をかきつつ、「背格好や動きは想定内かなと。大丈夫っす」と収穫を持ち帰っていった。

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