会場騒然!棚橋弘至が衝撃のTバック姿&キス攻撃 男色ディーノとの禁断対決で掟破りの“男色殺法”「会社で何て言われるか覚悟」「(ディーノは)本物」
「プロレス・DDT」(31日、後楽園ホール)
来年1月4日に引退する新日本プロレスのエース棚橋弘至(48)が参戦し、男色ディーノ(48)と異色のシングルマッチを行った。リップロック(キス攻撃)、男色ドライバー(相手の顔を股間に入れてのパイルドライバー)など男色殺法を食らって苦戦したが、逆に掟破りのリップロックで大ダメージを与え、さらにロングタイツの下に履いていたTバックのアンダータイツまで披露。最後は美尻を露出しながらの逆エビ固めでギブアップを奪うという衝撃的なフィニッシュとなったが、「ディーノ選手と戦ったことでまた一つ進化したし、気持ちを感じた。あとは明日以降、会社に行って(周りから)何て言われるか、覚悟を決めて出社します」と苦笑いした。
禁断の対決は両者が20年以上築き上げた両極のプロレスが一点で交わる真剣勝負となった。同世代ながら国内最大手メジャー団体のエースと、インディーでコミカルなスタイルを極めてきた仕事人による奇跡的な邂逅。棚橋と対峙した時点で感極まった表情のディーノに対し、超満員のDDTファンからは「ディーノ」コールが起こり、棚橋が男色殺法を避ける度にブーイングが発生。アウェーのリングでリップロック、男色クロー、男色スクリューと男色殺法の餌食となった棚橋だが、スリングブレイドからの必殺技ハイフライフローを浴びせた。
そしてグロッギー状態になったディーノが棚橋のタイツに手を掛けた瞬間、ずるっと膝まで下がってしまった。すると、ディーノのお株を奪うようなTバックのアンダータイツがあらわになった。新日本のエース兼社長の衝撃的な姿に会場が騒然となる中、棚橋は美尻を見せながら強烈な逆エビ固めで絞め上げ、ギブアップを奪った。
相手の土俵に上がって勝利した棚橋は、リング上で「ディーノ選手、出会ってしまいましたね。大学(学生プロレス)のルーツも同じ。こんなにも育ってきた道は違うけど、今日の試合を通して、ディーノさんが積み上げてきたものをしっかり感じました。僕は来年1月4日に引退しますが、まだまだこれから盛り上げてください」とエールを送り、握手を交わした。
バックステージでも「ディーノさんの熱意、情熱、熱量は(自分と)向ける方向(の違い)だけだと思う。体を鍛えて、スクワットを何回もやって、ブリッジを決めて、そのエネルギーが新日本かDDTかの違い。それは本物になるよね。今日戦ってみて、ロックアップの力強さ、リストのつかみ方一つ、受け身一つ、確かだったし、何よりもハート(の熱さ)だよね。リング上で言ったのはリップサービスじゃない」と相手のスタイルを認めた。
掟破りのTバックについても「昨日ドンキホーテで買ってきました(笑)。いつもは黒い競泳用のものだが、特別な今日のためです。脱がなかったら脱がなかったでいいが(念のために用意していた)」と胸を張った。

