那須川天心、“祭り”を異例主催 費用はファイトマネー0・5試合分?「何千万と掛かっている…100%赤字」粗品らも参加

 ボクシングWBA、WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27)=帝拳=が23日、地元の千葉県松戸市で自身が主催するイベント「天心祭」(23~24日、松戸中央公園)を開催した。2日間、屋台やカラオケ、DJ、盆踊りなども行われる本格仕様の祭りで、盟友の「霜降り明星」粗品や、人気YouTuberのがーどまんらも特別参加する。現役ボクサーながら、祭りを主催するという異例の試みについて「人間、みんな仲良くしていこうというのがテーマ。SNSで言い合ったり、負のニュースが多いので、外に出て体を動かすきっかけを与えられればいい。負のオーラをなくしていきたい」と話した。

 開催に当たっては自費も投じており、「1試合の(ファイトマネーの)半分くらいは掛かっている。前回は10ラウンドやったので、5ラウンド分くらい(笑)」と告白。「本当に何千万と(費用が)掛かっている。100%赤字だし、グッズとかも最低限でやっている。みんなに楽しんでもらいたいというだけでやっている。お金とかっていうより、気持ち。本当に“かんきも(関係ないっしょ、気持ちっしょ)”でやらせてもらってます。その代わり、僕の試合に応援に来てほしい」と力を込めた。

 また、今後も続けていくことに意欲を示し、「僕の(本業のボクシングでの)活躍次第でグレードもアップしていきたい。最初は地元を盛り上げたかったが、今回好評だったら次は千葉県でやったり、次は東京だったり、次は世界でやったり。inニューヨークとか(笑)」と野望を明かした。

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