Sareeeが渡辺桃に敗れスターダムファンにダメ出し「マジでダサえよ、お前ら全員」

 「プロレス・スターダム」(20日、後楽園ホール)

 夏のシングル最強を決める5★STAR GPの決勝トーナメントが行われ、準々決勝で新日本プロレスのIWGP女子王者・Sareee(ブルースターズB組1位)と渡辺桃(同3位)が激突。渡辺が15分13秒、ピーチサンライズでSareeeを撃破。準決勝(23日、東京・大田区総合体育館、決勝も)進出を決めた。

 大ブーイングが鳴り響く聖地に、大歓声に起こり「桃」コールがこだました。朱里から同ベルトを奪取して以降、スターダムファンからブーイングを集め続けるSareeeを渡辺が破った。変形裏投げで3カウントを奪われそうになるなど、幾度もピンチをH.A.T.E.(ヘイト)の介入で回避。イス攻撃をズバリと決め、最後はピーチサンライズを決めて乱戦を制した。

 渡辺は「これが本物のプロレス」と勝ち誇ると「プロレスは奥が深いんだよ。私からしっかり学ぶんだな」と勝ち誇った。ヘイトの小波が乱入し「さすがの嫌われようだなSareee。そんなお前にチャンスをやろう」とベルト挑戦を要求した。

 Sareeeは「お前のやり方に負けてメチャクチャ悔しい。でもな、ニコニコ笑っていられるのは今のうち。覚えていろ」と渡辺に負け惜しみ。その上で今リーグ戦で敗れた小波に「まぐれで勝っただけで、お前にIWGPのベルトは似合わない」と挑戦を受諾。8・23大田区大会での選手権が決定的となった。

 Sareeeはバックステージで「自分が情けない」と悔しがった。リーグ戦敗退の小波の挑戦表明については「私に勝って、気持ち良かったかもしれないが、アイツの5★STARの結果を見て、スターダムファンは何も思わないの?アイツは私と新人に勝ったくらい。それで挑戦をファンが認めているの、マジでダサえよ、お前ら全員。お客さんが見たいならやる。8・23アイツに現実を見せてやるん」と、ファンにダメ出しし、闘志を燃やした。

 渡辺は準決勝で安納サオリと激突。もう一方の準決勝では、なつぽいを破った吏南と、上谷沙弥を撃破したAZMが対戦する。

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