井上尚弥、名門・帝拳ジムに13年ぶり出稽古 プロで初「新鮮な気持ちで最高の練習」世界ランカー増田陸&藤田健児と計8ラウンド
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(9月14日、IGアリーナ)
4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(32)=大橋=が4日、東京都内の帝拳ジムで出稽古を行ったと所属ジムが発表した。井上自身13年ぶりの出稽古で、プロ入り後では初実施。日本バンタム級王者の増田陸(27)、WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の藤田健児(31)=ともに帝拳=と計8ラウンドのスパーリングを行い、大橋ジムは「新鮮な気持ちで練習できました。最高の練習です」と報告した。
井上は今年3戦目として、9月14日にWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30)=ウズベキスタン=と対戦することが決まっており、「自分の中でもキャリア最大の強敵と思う。今回は判定決着でもいいんじゃないかと思っている」と警戒心を強めている。
今回はスパーリングパートナーとして、23年12月に対戦している前IBF&WBA世界スーパーバンタム級統一王者マーロン・タパレス(33)=フィリピン=を招へい。さらに、WBA世界スーパーバンタム級4位の村田昴(28)、WBC世界フェザー級7位の中野幹士(29)、WBA世界フェザー級4位の藤田、WBA世界バンタム級4位の増田と、帝拳ジム所属の世界ランカー4人を指名し、さらに13年ぶりの出稽古として名門・帝拳ジムに赴く計画を明かしていた。




